モンゴルにはイトウの生息する水系が幾つか存在する。セレンゲ、オノン、ヘルレンなどがそうである。 セレンゲに流れ込む支流に、エグ川、チョロート川、オルホン川、トゥール川などイトウで有名な河川がたくさんある。セレンゲはゆっくりと北上し、ロシアの世界最大級の淡水湖バイカル湖へと流れている。
オノンはモンゴル北部からロシアへと北上し、アムール川(黒竜江)へと注ぐ。ヘルレンはウランバートル北東部から流れ出し、東モンゴルを横断し中国をかすめオノン同様にアムール川へと流れている。この両河川はアムールの源流とされている。
イトウに挑戦”ヘルレン川” 5・6・8日間
日本では幻と称され、絶滅種指定を受けた魚であるイトウ。ここモンゴルでも近年大型のイトウが激減したと環境省は言っている。ここの種も永遠不滅という訳ではないだろう。今のままではいつの日かレッド・データブックの仲間入りしてしまう事も充分に考えられます。
よくモンゴル人は肉食で魚を食さないなどと言う人が多いが、そんな事は全く無く、人にもよるのだが魚が捕れる場所に暮らす遊牧民は昔から魚をよく食べているようです。ウランバートルのレストランでもイトウ料理が食べられる場合があるが、最近ではお目にかかれなくなった。
本題のイトウの味ですが、調理方法にもよるのでしょうが、個人的には鯖に似ているような気がした。脂ののりの悪いサバのような。比較的淡白な味で、臭みはほとんど気にならない。以前、開高健氏が「イトウの刺し身は素晴らしかった」と著述していますが、現在では寄生虫のいること(厳密には日本のイトウを検査した結果)が明らかになっており、生で食す事は控えたほうが良いそうです。
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